岸コウジロウの手型八番勝負！（後編）

いつもいつも高いところから恐縮です。
合う手袋が無くてカッパの水かきみたいになってしまう岸コウジロウです。

さて、前半戦、四人のレジェンドスモウレスラーたちを辛勝できた僕ですが、後半戦はさらなるレジェンドスモウレスラーと戦って行きたいと思います。僕と同じ身長だった曙関との戦いも控えていますので、気を引き締めていきたいと思います！

前編の様子はコチラ

本日の取組表はいかに。

後半戦の気になる取組表はこのようになっています。今回も強靭なスモウレスラーが並んでいます。ｺﾞｸﾘ…。

後編は黄金の左こと輪島関、サモアの超人武蔵丸関、国民的お兄ちゃん若乃花。そして、僕と同じ身長の曙関との戦いになります。

黄金の左と聞いていましたが手型は右手。僕も甘く見られたもんです。そんな戦いに破れるわけにはいきません。しっかりと上から被せる形で、決まり手は上手被せで完勝です。

曙関と同じくハワイ出身、身長も192cmあるという武蔵丸関。張り手で1150kgを記録したというこの右手。パワーでは確実に負けますが、デカさなら負けません！覆い被せで勝利です！

若貴フィーバーの時に言われていた、国民的お兄ちゃんという言葉、僕のお兄ちゃんはケンタロウ兄ちゃんだけだぃ！というあの時感じた想いを込めて叩き込み！勝利！

やってまいりました。最終決戦。僕と同じ身長を持つ男との戦いです。今までの戦いは自分よりも背の低い人との戦いでした。そう考えると、この戦いは僕自身、初めての2m対決となります。

僕は2m業界では手が大きい方なのでしょうか。それとも、手が大きいと思っているだけで、実は2m業界では手が小さい方だったなんてこともあるかもしれません。

これに勝てば、完全勝利…

ドキドキの瞬間です！

本当に

本当に長い戦いでした。

やはり曙関は強かった。指第一関節まで脅かされたのは、僕の人生で彼が初めてのように思います。

しかし、僕の手はそれよりも大きかった。勝因はそれが全てです。これ以上、言葉にはできません。いえ、事実、それだけなのですが。

という事で、今回の手型八番勝負は僕の全勝で終わりました。これで日本は制しました。いつの日か、世界と戦うことを夢見てここでお別れです。

最後に現役横綱をこちょこちょしておきました。